ワーキングホリデー後の就職先に迷っているなら、医療業界をおすすめします。

医療業界は経歴の空白よりも本人の能力を評価する傾向にあり、ワーキングホリデーに行った理由が明確であれば前向きに評価してくれる企業も多いです。さらに人の健康に関わるやりがいとあわせ、給与が高めなのも医療業界の特徴です。

そこでこの記事では、ワーキングホリデー後に目指しやすい医療業界の仕事と、就活の進め方を解説します。

なぜ「ワーホリ後は就職できない」と言われる?

なぜ「ワーホリ後は就職できない」と言われる?

「ワーホリに行くと就職に不利になる」と言われがちですが、正確には「不利になりやすい業界がある」という話です。

一般企業の中途採用が気にするのは、空白期間に何をしていたかです。海外で1年働いていても、日本の履歴書ではその期間が「職歴なし」に見えることがあります。採用担当者が海外での仕事内容を想像できなければ、遊んでいたと受け取られかねません。 

つまり「就職できない」と言われるのは、ワーホリそのものが原因ではなく、空白期間を重く見る業界に応募しているからです。空白期間よりも能力を重視する業界であれば、同じ経歴でも見られ方が変わります。その代表が医療業界です。

ワーホリ後の就職なら医療業界が狙い目

ワーホリ後の就職なら医療業界が狙い目

医療業界は、未経験・ブランクありの人が戦いやすい就職先の1つです。ここでは資格なしでも入れる仕事の広さ・やりがい・給与・就活期間の目安を見ていきましょう。 

資格なしから入れる医療の仕事は想像より多い

医療業界と聞くと、看護師や薬剤師のような国家資格が必要だと思う人が多いでしょう。しかし、それは病院で働く場合の話です。

医療業界には、病院のほかに医療機器メーカーや製薬会社などがあります。これらは資格がなくても応募できる仕事が中心です。

また医療の分野は景気に左右されにくく、未経験者や第二新卒を育てる前提の求人も、他業界と比べて見つけやすい傾向にあります。

医療業界のやりがい

医療系の企業が担うのは、最新の医療技術・機器・新薬を、医療機関を通じて患者へ届ける橋渡しの役割です。自分の仕事が誰かの命や健康に直結しているという実感が、大きなやりがいにつながります。

さらに一度医療業界での専門知識と実績を身につければ、業界内での需要は非常に高く、昇進や転職でもさらに条件の良いポジションを目指すことが可能です。

給与・待遇の魅力

医療業界は他業界と比較しても平均年収が高く、安定した高水準の待遇が特徴です。異業界からの挑戦であっても、年収500万円〜700万円以上からのスタートや早期の年収アップが狙えます。

就活期間の目安

帰国してから内定までにかかる期間は、応募枠が多い20代だと2〜3ヶ月が1つの目安です。

この期間を短くする鍵は、帰国前に業界を決めておくことです。医療業界のように未経験の採用枠が多い業界を先に決めておけば、帰国後すぐに応募へ進めます。

逆に、3ヶ月〜6ヶ月を過ぎても決まらない人には共通点があります。応募先を広げすぎて、どの企業にも「なぜここなのか」を語れていないことです。業界をある程度絞ると、志望動機も面接の準備もまとまります

関連記事:看護師留学のススメ|ベストなタイミングと帰国後のキャリアパス

資格なしから狙える医療業界の仕事

資格なしから狙える医療業界の仕事

未経験からの転職におすすめな医療業界の職種を解説します。

製薬業界の仕事|MR

おすすめの1つ目はMR(医薬情報担当者)です。医師や薬剤師に自社の薬の情報を伝える仕事で、多くの製薬会社が文系・未経験を採用しています。入社後に「MR認定試験」に向けた研修を受けるため、入社前に専門知識は求められません。医療機器と同様に、MRも外資系の会社では本国とのやり取りに英語を使います。語学力があれば、営業として入ったあとに海外担当へ進む道も見えてきます。

医療機器メーカーの営業

医療機器メーカーの営業は、病院やクリニックに自社の機器を提案する仕事です。血圧計のような身近なものから、手術で使う大型機器まで、扱う商品はメーカーによってさまざまです。

未経験の採用が多い理由は、入社後に商品知識を学ぶ研修が用意されているからです。医療の知識より、「初対面の人と関係を築けるか」が重視される職種です。ワーホリで飲食店や販売の仕事をしていた人は、そこで培ったコミュニケーション力が評価されます。

さらに海外製の機器を扱うメーカーでは、本国とのやり取りに英語を使います。語学力があれば、営業として入ったあとに海外担当へ進む道も見えてきます。

そのほかのおすすめについては以下の記事も参考にしてください。
🔗20代・30代の未経験転職|おすすめの職種と成功のコツ

ワーホリ経験を医療業界向けにアピールする方法

ワーホリ経験を医療業界向けにアピールする方法

ワーキングホリデーでの経験を面接や書類でアピールする方法について解説します。

接客・サービス経験は面接官がイメージできる言葉に置き換える

ワーホリ中の仕事は、カフェや飲食店、ホテルなどが多いでしょう。これをそのまま「カフェで働いていました」と書いても、医療業界の採用担当者には響きません。

言い換えのコツは、「誰に、どんな状況で、何をしたか」を面接官がイメージしやすいよう伝えることです。

たとえば、こう書き換えます。

・「カフェで接客をした」→「文化も言葉も違うお客様に、毎日100人以上対応した」
・「クレームを受けた」→「怒っている相手の話を最後まで聞き、落ち着かせてから解決策を伝えた」
・「忙しい時間帯を回した」→「複数の依頼を同時に受けながら、優先順位を決めて動いた」

語学力は「数字」と「使った場面」で示す

「英語が話せます」「日常会話ができます」は、どちらも採用担当者の判断材料になりません。人によって「日常会話」の意味が違うからです。

伝えるときは、数字と場面をセットにします。数字は、TOEICやIELTSのスコアがあれば書きます。スコアがない場合でも、「現地の職場で1年間、英語のみで業務をした」「英語の電話注文を1日20件受けた」のように、期間や回数で示せます。

場面は、仕事で使った事実を具体的に書きます。「シフト表の変更を英語で店長と交渉した」「英語のマニュアルを読んで新人に教えた」といった一文で十分です。英語で何ができたかまで書ければ、語学力が仕事の力として伝わります。

スコアは帰国前に取得しておくと、書類選考の通過率が上がりやすくなります。

ワーホリに行った理由の答え方

当然、面接では「なぜワーホリに行ったのか」を聞かれます。

ワーホリに行った理由で避けたいのは、「自分探し」「視野を広げたかった」といった言葉です。嘘ではなくても、良いことを言おうとするがあまり、漠然としすぎて面接官がイメージできず、「目的がなかった」と聞こえます。

「英語を仕事で使える水準にしたくてワーホリに行きました。」

など、自分のビジネススキルを上げるためが理由としてベターですが、「人生で一度はオーストラリアに住んでみたかったので、ワーキングホリデーに行きました」など正直に語るのも手です。

まずは無料のキャリア相談から始めよう

どの職種が自分に合うか、今の経歴でどこまで応募できるかは、1人で判断しにくいものです。求人票を眺めるだけでは、「未経験歓迎」の本当の意味や、その会社が海外経験をどう見るかまでは分かりません。

私たちは、医療業界への転職・就職を専門に支援しています。ワーホリ経験者が実際にどの企業へ進んだか、面接で何を聞かれたかといった情報をもとに、あなたに合う職種と進め方を一緒に考えます。

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