「転職したいけど履歴書って何をどう書けばいいのか分からない…。」
そう悩む看護師さんは多いです。特に、病院以外の職種にチャレンジする場合、看護師の経歴をどのように企業にアピールすればよいか悩みますよね。
そこで当記事では、看護師の履歴書の書き方を項目ごと一つずつ解説します。職歴や自己PRの例文、写真データの作り方、無料テンプレートまでそろえました。上から順に読めば、そのまま書き進められます。
ぜひ最後までチェックしてください。
看護師の履歴書|基本ルール

履歴書には基本ルールがあります。一緒に確認していきましょう。
内容はシンプルに
採用担当者は、一日に何枚もの履歴書に目を通します。1つの欄に情報を詰め込むと、肝心の要点が伝わりません。
そこで履歴書は要点を絞って書きます。短くまとまった履歴書は、それだけで好印象を与えます。
職歴はすべて記載して
職歴は社会人になってから現在まで、抜けがないように書きます。短い期間で辞めた職場であっても省きません。
空白の期間があると、採用担当者はその理由を気にします。隠すよりも、事実を書いたほうが信頼されます。
年号はすべてそろえる
生年月日、学歴、職歴などの年号は、西暦か和暦のどちらかにそろえます。学歴は和暦、職歴は西暦、というように混ぜると読みにくくなります。
どちらを選んでも問題ありませんが、指定がない限りは西暦が一般的です。
語調の統一|「ですます調」か「である調」
文末は「~です・~ます」にするか「~だ・~である」にするか、のどちらかに統一します。途中で入れ替わると、雑な印象を与えます。
履歴書では、やわらかく読める「ですます調」が無難です。自己PRも、同じ調子でそろえます。
誤字脱字は厳禁!数字は半角で
書き終えた後は、漢字の間違いや送り仮名のミスがないか、最後にもう一度チェックしましょう。誤字が1つあるだけで、注意力に欠ける人だと思われかねません。
数字は半角で統一します。西暦や電話番号、年齢が半角・全角でばらばらだと読みにくく目立ちます。提出前のひと手間が、印象を左右します。
手書きはNG
応募がデータ提出やWebで完結する病院・企業が増えています。この流れの中では、パソコンで作るほうが向いています。
パソコンなら、修正が簡単です。文字も読みやすくそろいます。データでそのまま送れるので、印刷や郵送の手間も減ります。手書き指定がない限り、パソコン作成を選びましょう。
【例文付き】履歴書の正しい書き方

上から順に埋めていきましょう。項目ごとに書き方を見ていきます。
①日付
日付は、提出日か投函日を書きます。面接に持参するなら、その当日の日付にします。メールで送る場合は送信日を記載しましょう。
②基本情報
氏名、ふりがな、生年月日、住所、連絡先を書きます。ふりがなは、欄の表記がひらがなかカタカナかを見て合わせます。
住所は都道府県から書きます。マンション名や部屋番号も省略せず正確に記載しましょう。連絡先は、日中つながる番号とメールアドレスを書きます。
③学歴
学歴は、高校卒業から書くのが一般的です。学校名は正式名称にします。「看護専門学校」などを略さず、正式な名前で書きます。
入学と卒業を1行ずつ書きます。たとえば「2020年4月 ◯◯看護専門学校入学」「2023年3月 ◯◯看護専門学校卒業」のように並べます。
④職歴
職歴は、病院名を正式名称で書きます。あわせて、配属先の病棟や診療科まで書くと伝わりやすくなります。
退職理由は「一身上の都合により退職」で問題ありません。現在の職場は、最後に「現在に至る」と書きます。
<職歴記載例>
「2021年4月 医療法人◯◯会△△病院入職(整形外科病棟配属)」
「2024年8月 一身上の都合により退職」
最後に、もう職歴がないことを示すために、一段下げて右端に「以上」と書きましょう。
⑤資格・免許
持っている免許や資格を、取得した順に正式名称で書きます。まだ取得前なら「取得見込み」と書きます。
もちろん看護師免許も忘れずに記載してください。看護師免許のほかに、関連する資格があれば書き足します。BLSやACLSなどの受講歴も、アピールになります。
⑥自己PR
自己PRは学びの中で得意なことや、これまで仕事で頑張ってきたことを書きます。結果と合わせて、「どんな工夫をしたか」「どんな努力をしたか」を自分の言葉で伝えてみてください。具体的な例文は、次の章でくわしく紹介します。
⑦趣味・特技
趣味・特技は面接でのちょっとした会話のきっかけになるポイントです。人柄が伝わる具体的なものを1つ書きます。
「バレーボール」だけで終わらせず、「バレーボール(高校3年次に近畿大会出場)」のように少しそえます。具体的に書くとあなたのイメージが伝わりやすくなります。
⑧本人希望欄
本人希望欄は、原則「貴院規定に従います」と書きます。あれこれ条件を並べると、印象がよくありません。
どうしても譲れない条件だけ、簡潔に書きます。夜勤の可否や勤務地など、必要な場合に限ります。給与や待遇の希望は、この欄には書かないのが無難です。
選考を通過する自己PRの例文

「特別な実績がないと書けない」と思ってしまいますが、そうではありません。
看護師の強みは「エピソード+数字」で伝える
強みは、具体的な場面と数字を一緒に記載します。エピソードと数字がそろうと、説得力が生まれます。
<記載例①>
「急性期病棟で3年間、1日あたり7名の患者さんを受け持ちました。急な容態の変化にも落ち着いて対応し、医師への報告を早める工夫を続けてきました。」
<記載例②>
「病棟の安全係のリーダーとして2年間活動しました。チームのメンバーと協力して転倒アクシデントの傾向を分析し、他のスタッフに共有することで、担当病棟の病床稼働における転倒事故件数を10%削減しました。」
以上のように書くと、あなたが現場でどう動く人かが見えてきます。
ブランクや経験の浅さは前向きに言い換える
ブランクや経験の浅さは、弱みではありません。伝え方次第で、強みに変わります。
ブランクがある人は、その間に得た知識や力を書きます。子育てで身につけた段取りや、家族の看病で深めた視点も立派な経験です。経験が浅い人は、吸収の早さや基礎の確かさを前に出します。
<記載例③>
「出産と育児で3年間現場を離れていましたが、その間も研修に参加し、知識の更新を続けてきました。限られた時間で優先順位を判断する力は、復職後も活かせると考えています。」
写真は?Webアップロード用データの作り方

写真は、履歴書の中であなたの顔を直接伝える唯一の場所です。第一印象を大きく左右する大切な部分です。
証明写真は3カ月以内のものを

古い写真は、実物との印象がずれます。髪型や雰囲気が変わっていると、面接で違和感につながります。
サイズは縦4cm×横3cmが基本です。Web応募では、指定されたピクセル数やファイル形式も確認します。撮り直しは早めに済ませておくと安心です。
写真データの入手方法
写真データは、いくつかの方法で手に入ります。スピード写真機なら、その場でデータ発行に対応した機種があります。
スマホの自撮り写真はできるだけ避けましょう。きれいに仕上げたいなら、写真館で撮ってデータをもらう方法もあります。Web応募では、JPEGやPNG形式で保存しておきます。
好印象を与える写真の選び方
清潔感がいちばんのポイントです。髪は顔にかからないよう整えます。前髪が目にかかると、表情が暗く見えます。
服装はスーツ、白や淡い色のブラウスをあわせましょう。背景は白か薄い青を選びます。真顔になりすぎず、口角を少し上げると、やわらかい印象になります。
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Word版は、パソコンで直しやすいのが利点です。Googleドキュメント版なら、スマホでも編集できます。PDF版は、印刷して手書きしたい人に向いています。
看護師の転職に強い転職エージェントに相談を
基本ルールを守り、各項目を例文にそって埋め、自己PRと写真をととのえる。その順番で進めれば、書類は形になります。あとは、もう一歩の仕上げです。
その仕上げを、一人で抱え込む必要はありません。看護師の転職に強い転職エージェントに相談してください。
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