在宅ワークをしている友人の話を聞いたとき、看護師だって自宅で働けたらいいのに、と考えたことはありませんか?

実は、自宅でできる仕事の中には看護師の資格や経験を活かせるものがあります。そこでこの記事では、在宅ワークにはどんな種類があり、どう探せばいいのかを解説します。ぜひ参考にしてください。

看護師が自宅でできる仕事の種類は?

看護師が自宅でできる仕事の種類は?

資格や経験を活かす仕事と、未経験でも始めやすい仕事とに分けてご紹介します。

看護師資格や経験を活かせる在宅ワーク

看護経験を活かせる在宅ワークから紹介します。現場で培った知識や患者さんとのやり取りは、在宅でも大きな武器になります。

オンライン診療サポート

オンライン診療とは、患者さんが病院に行かずにビデオ通話で診察を受ける仕組みです。看護師はその裏側で、予約の管理や問診の聞き取りを担当します。医師と患者さんの間に立って、話をスムーズにつなぐ役割です。看護の知識がそのまま使えるので、未経験の分野を一から覚える必要がありません。パソコンとネット環境があれば、自宅から働けます。

医療系コールセンター

健康相談や受診のアドバイス、薬の飲み方など、専門的な内容の質問に回答します。相手の症状を聞いて、緊急性を判断する場面もあります。在宅対応が可能な会社も増えています。

医療ライター

医療ライターは、医療や健康に関する記事を書く仕事です。読者は一般の人が多いので、難しい内容をやさしく伝える力が求められます。

看護師は、患者さんに病気や治療をかみ砕いて説明してきた経験があります。その経験を活かして正しい医療情報を書ける人は貴重で、需要が高い仕事です。書くのが苦にならない人に向いています。

未経験や資格なしでも始めやすい在宅ワーク

看護から少し離れて、新しい働き方を試したいという方もいるでしょう。ここでは、特別な経験がなくても始めやすい仕事を紹介します。

データ入力

データ入力は、指示された情報をパソコンに打ち込む仕事です。名簿の作成やアンケートの集計などが中心になります。特別なスキルはいりません。パソコンの基本操作ができれば始められます。単価は低めですが、すきま時間に取り組めるのが強みです。まず在宅ワークを試したい人の入り口として向いています。

SNSの運営代行

SNSの運営代行は、企業や店舗に代わって投稿を作る仕事です。写真を選び、文章を考え、決まった時間に発信します。医療や美容の分野なら、看護師の知識が信頼につながります。日ごろからSNSを見るのが好きな人なら、楽しみながら続けられます。

オンライン秘書

オンライン秘書は、経営者や個人事業主の事務作業をネット経由で手伝う仕事です。日程の調整、メールの返信、資料づくりなどを担当します。看護師は複数の仕事を同時に回すことに慣れています。その段取り力が、そのまま強みになります。

動画編集者

動画編集は、撮影された映像をつなぎ、字幕や音楽を足して仕上げる仕事です。専用のソフトを使いますが、無料の教材で基礎から学べます。最初は時間がかかっても、慣れれば作業は速くなります。一度スキルを身につければ、長く続けられる仕事です。コツコツ作業するのが好きな人に向いています。

なぜ看護師の在宅ワーク・リモートワークが増えているのか

なぜ看護師の在宅ワーク・リモートワークが増えているのか

在宅で働く看護師は、年々増えています。背景には、働く人の意識の変化と、医療そのものの変化があります。

看護師の仕事は割に合わない

夜勤、残業、命を預かる緊張感。看護師の仕事は、心にも体にも大きな負担がかかります。そのため給料が労力に見合わないと感じる人は少なくありません。責任の重さと待遇のバランスに疑問を持つのは、自然なことです。だからこそ、経験を活かしながら負担の軽い働き方を探す人が増えています。在宅ワークは、その選択肢の一つになっています。

オンライン診療の需要拡大

医療の受け方も変わってきました。病院に行かず、自宅で診察を受ける人が増えています。この流れに合わせて、オンライン診療を支える人材が必要になりました。予約の管理、問診、患者さんへの説明。こうした仕事は、看護師の力がなければ回りません。医療のオンライン化が進むほど、在宅で働く看護師の出番も増えていきます。

看護師が在宅ワークで働くメリット

看護師が在宅ワークで働くメリット

具体的に何が変わるのでしょうか。ここでは大きな3つの変化を紹介します。

夜勤の負担・残業がない

在宅ワークの多くは、日中の時間帯で働けます。夜中に起きて出勤する生活から離れられます。生活リズムが整うと、体調も安定しやすくなります。睡眠のリズムが崩れないだけで、心と体の回復は大きく変わります。夜勤のつらさから解放されたい人には、大きな魅力です。

育児や介護と両立できる

自宅で働けば、通勤の時間がまるごと自由になり、その分を家族との時間に使えます。子どもの送り迎えや、親の介護の合間に仕事を進めることもできます。家庭の事情で現場を離れた人でも、経験を捨てずに働き続けられます。

人間関係のいざこざから解放される

職場の人間関係に疲れて辞める看護師は多くいます。狭い空間で長時間過ごすと、気疲れもたまります。在宅ワークは、やり取りの多くがメールやチャットです。顔を合わせる機会が減る分、余計な気疲れが減ります。人との距離を自分で調整できるのは、在宅ならではの利点です。

デメリットと注意点は収入が下がりやすく求人が少ないこと

デメリットと注意点は収入が下がりやすく求人が少ないこと

在宅ワークにも、知っておくべき弱点があります。

まず、収入が下がりやすい点です。在宅の仕事は、病院勤務より単価が低いものが多くあります。とくに未経験から始める仕事は、最初のうちは報酬が伸びにくいです。生活費をすべて在宅ワークでまかなうつもりなら、収入の見通しを立ててから動くことが大切です。

次に、求人の少なさです。在宅で働ける看護師の仕事は、まだ数が限られています。人気の求人はすぐに埋まります。条件の合う仕事を見つけるには、こまめに探す姿勢がいります。副業から小さく始めて、少しずつ在宅の割合を増やす方法も現実的です。

そして、コミュニケーションのハードルが上がる点です。SlackやTeamsなどのチャットが中心になると、相手の感情やニュアンスが伝わりにくくなります。さらに、ちょっとした質問や相談をためらってしまうこともあります。

看護師の在宅ワークの探し方

在宅の仕事は数が限られるからこそ、探し方が結果を左右します。やみくもに応募する前に、次の3つの入り口を押さえましょう。

求人サイト

「看護師 在宅」「医療 リモート」といった言葉で検索すると、条件に合う求人が見つかります。新着をこまめにチェックするのがコツです。 

クラウドソーシング

医療ライターやデータ入力など、単発の仕事が多く集まっています。実績を積みながら、少しずつ報酬の高い案件を狙えます。まず経験を作りたい人に向いています。

転職エージェント

エージェントに登録すると、一般には出回らない非公開求人を紹介してもらえます。在宅可の求人は競争が激しいので、プロに間に入ってもらうと有利です。希望を伝えておけば、条件に合う仕事が出たときに連絡が来ます。

ワークライフバランスを確保したい人は企業転職もおすすめ

ワークライフバランスを確保したい人は企業転職もおすすめ

在宅にこだわらなくても、生活を整える方法はあります。その一つが、企業で働く看護師への転職です。

企業には、製薬や医療機器の営業などの仕事があります。多くはカレンダー通りの勤務で、夜勤がありません。土日は休みで、生活のリズムが安定します。

午前中は自宅で資料を作り、午後は営業先に向かうといったように、柔軟な働き方ができる企業もあります。「完全な在宅」ではなくても、夜勤が無く、職種によっては残業の少ない働き方は十分に手が届きます。

また、在宅だとコミュニケーションが取りづらい、誰かにフィードバックをもらいながら成長したいという方は、企業で出社して働くのも手です。

企業での働き方については以下の記事を参考にしてください。
🔗看護師から転職!一般企業の就職先と後悔しないためのポイント解説

若い人にとって在宅ワークが本当に良いの?

在宅ワークを希望する20代〜30代前半の若い方もいます。正直エージェント目線から言うなら、なるべく若いうちは原則出社の会社で働く方がベターです。

というのも在宅ワークでは、困ったときにすぐ相談したり、皆で気軽に話し合いながらアイデアを膨らませたりするのが、どうしてもやりづらくなるからです 。

そのため若い方は、あえて在宅にこだわらず、出社をベースとした働き方を選び、皆で知恵を出し合い、切磋琢磨して成長していく働き方がおすすめです。

看護師の仕事選びで迷ったら転職のプロに相談しよう

大切なのは、あなたの希望に合う働き方を選ぶことです。しかし、一人で情報を集めて比べるのは、思った以上に大変です。どの仕事が自分に向いているのか、収入はどう変わるのか、迷って当然です。

そんなときは、弊社のような看護師の転職支援のプロに相談してみてください。あなたの経験や希望を聞いたうえで、合う求人を一緒に探します。無料で相談できるので、話を聞くだけでも次の一歩が見えてきます。

まずは気軽に下記の問い合わせフォームからご連絡ください。お待ちしております。