「今の仕事よりも社会に貢献したい」「専門性を身につけて年収を上げたい」
そんな意欲を持つ若手営業職のあなたにとって、医療機器業界は非常に魅力的な選択肢です。しかし、特殊な業界ゆえに「未経験でも大丈夫?」「きついって聞くけど本当?」という不安も尽きないでしょう。
この記事では、医療に強いエージェントの視点から医療機器営業への転職を成功させるためのノウハウを解説します。ぜひ最後までご覧ください。
医療機器の営業職が20〜30代の転職で選ばれる理由
なぜ今、若手求職者の間で療機器の営業が注目されているのでしょうか。その理由は、高い安定性とキャリアの持続可能性にあります。
超高齢社会で高まる需要
日本は世界でも類を見ない超高齢社会に突入しています。急増する医療需要や医療費への対応のため、医療機器を活用した改革が不可欠です。
病院や施設では人員不足が深刻なため、医療機器やAIの導入が急激に進んでいます。例えば、長期入院を減らすため、病院から在宅・地域へのシフトが進んだことで、在宅医療機器などの新市場が生まれました。
医療は人間が生きていくうえで欠かせないインフラであり、景気変動に左右されやすい一般的な製品とは一線を画します。そのため、医療機器業界は極めて安定しているといえます。
AIに代替されない一生モノのキャリア
近年、AIによる業務代替が話題ですが、医療機器営業は現場での高度なコミュニケーションと臨床での経験が求められるため、代替されにくい職種といえるでしょう。手術室でドクターに適切なアドバイスを行ったり、患者さんの症例に合わせた最適な製品を提案したりするスキルは、一度身につければ一生モノの資産となります。
【治療から予防へ】最新の医療機器業界の市場動向

現在の医療機器業界は大きな転換期にあります。
かつての医療機器は「起きてしまった病気を治すためのツール」が中心でした。しかし現在は、医療費の削減や健康寿命の延伸を目的としたIT技術や、AIを駆使した「予防医療」が注目されています。
これからの医療機器メーカーの営業には、単なる物売りではなく、病院の経営課題や医療現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支えるパートナーとしての役割も求められています。
例えば、ウェアラブル端末などで収集したデータから、病院が「未病段階の患者」をどう管理・集客するかといった、経営コンサルティングに近い提案も必要とされているのです。
未経験でも採用されやすい医療機器の製品カテゴリーとは?
次に、未経験から挑戦しやすい医療機器の製品について解説します。
消耗品系の製品
血糖測定機器などの消耗品を含む製品の営業は、未経験でも採用されやすい傾向にあります。商談相手がドクターはもちろん、病院の事務長であったり多岐にわたるため、幅広い視点での提案に面白みを感じることも多いです。
整形外科関連
人工関節や骨折治療用のプレート、ボルトなどのカテゴリーです。この領域はとにかく製品数が多く、求人数も豊富です。
さらに、実際に手術に立ち会ってドクターに対して器具の使い方を確認する「プロフェッショナルな医療従事者の右腕」としての側面が強いため、知識はもちろん、ガッツ・体力・誠実さが評価されます。
「いきなり手術に立ち会うの?」と不安になる方がいるかもしれません。しかし、入社後の座学やトレーニングセンターでの実習、さらにはOJTで知識を習得していくため、安心してください。
なお、営業の方法は病院のドクターへ自ら営業するパターンもあれば、専門商社とともに営業するケースもあります。
歯科材料・デンタル機器
歯科医院はコンビニよりも数が多いと言われる巨大市場です。一人ひとりのドクターと密に関係を築く地域密着型の営業を行います。
歯科業界も独自の流通ルート(歯科卸)を持っており、卸業者と連携して動くスタイルが基本です。チーム間で連携でき、細やかなフォローが得意な方であれば、早い段階で戦力になれます。
循環器関連(カテーテル・ペースメーカーなど)
心臓や血管の治療に関わる領域で高い専門性と、手術に立ち会うタフさが求められます。専門知識とあわせ、手術立ち会いなどを通じ「ドクターからの信頼を得る誠実さ」が重要となります。
この領域で3〜5年の経験を積めば、業界内での市場価値は爆発的に上がります。インセンティブ設定も高い企業も多く、若いうちから高年収を目指すには最適な環境です。
MRIなど大型医療機器
MRI、CT、血管撮影装置といった、病院の経営を左右する数千万円〜数億円単位の大型機器の営業です。取り扱う医療機器が高額なため、病院の理事長や院長といった経営層と対等に話せる「コンサルティング営業の素養」を持つ人材が求められています。
法人向けの大型設備営業や、金融・IT業界で「課題解決型営業」をしていた方は、そのスキルを高く評価されます。技術的なサポートは専任のエンジニアが担当することが多いため、営業に集中できるのが特徴です。
医療機器営業の年収は?大手企業の実態と年収アップの秘訣

年収アップは転職の大きなモチベーションです。この業界の年収の実態を見ていきましょう。
未経験からの転職で年収600万円以上を狙えるインセンティブ制度
医療機器業界は、他業界に比べて基本給が高めに設定されている企業が多いです。さらに実績に応じたインセンティブが手厚いため、未経験中途入社の20代後半であっても、初年度から年収600万円以上を狙うことが十分に可能です。
国内・外資系医療機器メーカー別の給与傾向
国内メーカー
安定した基本給と福利厚生が魅力です。年功序列の側面もあり、長く勤めるほど年収が上がる「終身雇用型」が多い傾向にあります。
外資系メーカー
「成果=報酬」が明確です。目標を達成すれば30代で年収1,000万円超えも珍しくありません。ただし、外資系企業でも日本に根付いている会社であれば、年功序列的な給与体系を持つ会社も存在します。
転職前に解消すべき「よくある疑問」Q&A
ここでは、よくある質問にお答えします。
Q:医療機器営業の年収はいくらですか?
20代後半で500〜700万円、30代前半で700〜900万円が中央値の目安です。大手外資系でトッププレイヤーになれば、年収1,500万円を超えるケースも多々あります。
Q:医療機器営業に転職するにはどのような資格が必要ですか?
特別な資格は必須ではありません。MR(医薬情報担当者)のような認定制度も、入社後の研修で取得すれば良い場合がほとんどです。むしろ、普通自動車免許があることや、企業によっては英語への抵抗がないことの方が重視されるケースもあります。
Q:医療機器の営業に向いている人はどんな人ですか?
「知的好奇心が旺盛な人」と「フットワークが軽い人」です。常に最新の医学情報を学ぶ必要があり、かつ忙しいドクターの隙間時間を狙って迅速に動く必要があるからです。
Q:「医療機器の営業はきつい」「やめとけ」のうわさは本当?
領域にもよりますが、手術への立ち会いや緊急の呼び出しがある製品を扱う場合、拘束時間が不規則になりがちです。しかし、現在は多くの企業が「当番制の導入」や「直行直帰」を推奨し、過度な負担を減らす働き方改革が進んでいます。
フレックスや在宅勤務など、ワークライフバランスを重視する働き方も徐々に増えています。
Q:「医者との人間関係」は本当に大変?
ドクターは非常に多忙です。まずは「短時間で的確な情報提供をする」ことを徹底しましょう。単にセールスを行うのではなく、医療の質を高めるためのパートナーとして接する姿勢が、長期的な信頼に繋がります。
30代・40代以降のキャリアパスはどうなる?マネジメントかスペシャリストか
現場で営業リーダーになる、またはマネージャーとして組織を管理する道があります。そのほか、特定の治療領域に特化した「スペシャリスト」として、メーカー間を転職し、市場価値を高めていくキャリアも一般的です。
医療知識の勉強はどう進める?文系出身者が内定後にすべき準備
解剖生理学の基礎本を一冊読むだけでも大きく違います。内定後はメーカーの充実した研修がありますが、事前に「その機器がどの臓器に、どう関わるのか」を予習しておくとスムーズです。
未経験から医療機器メーカーへ転職を成功させる3つのステップ

具体的な転職攻略法をお伝えします。
① 医療機器メーカーを目指す際に評価される「営業経験」
顧客の抱える潜在的な悩み(コスト削減や業務効率化など)をヒアリングし、自社製品でどう解決できるかを論理的に説明してきた経験は、ドクターを相手にする際に非常に重視されます。
また、新規開拓で培った「断られても折れないメンタル」や、多忙な顧客の隙間時間を突いて信頼を築く「タイミングの掴み方」も大きな武器になります。
面接では、これまでの営業活動を再現性のあるスキルとして言語化することが重要です。「たまたま売れた」のではなく、「どのような仮説を立て、どのような行動をとった結果、目標を達成したのか」を数値を用いて具体的に語れるように準備しましょう。
② 医療機器の選考を突破する志望動機
志望動機を作成する際、「社会貢献がしたい」といった抽象的な理由だけでは、採用担当者の心には響きません。重要なのは、「なぜ数ある医療職の中で、医療機器メーカーの営業なのか」という問いに対し、明確な答えを持つことです。
例えば、「家族の病気をきっかけに医療機器の重要性を痛感した」といったエピソードや、「自身の介在価値がダイレクトに治療結果に反映される環境で挑戦したい」といったプロ意識をアピールするのが効果的です。
理想のキャリアを叶える医療機器の求人選びと見極め方

では、あなたに合う求人をどう選んでいったらよいのでしょうか。具体的に解説していきます。
大手医療機器メーカーと成長著しいベンチャー、どちらが正解?
大手メーカーとベンチャー企業、どちらが正解かは以下の通りです。
・大手: 教育体制が整っています。まずは基礎からしっかり学びたい人向きです。
・ベンチャー: スピード感重視の人向けです。裁量が大きく、最先端の技術にも携わることができます。
「研修制度」の重要性
未経験者は特に研修期間を確認してください。3ヶ月〜半年の研修を設けている企業は、中途採用者を育てる文化があり、着実に成長できる環境といえます。
専門エージェントを活用しよう
非公開の求人へアクセスする方法
外資系企業や、大手企業の特定プロジェクトなどは、一般の求人サイトには掲載されません。これらはエージェントが持つ「非公開枠」にのみ存在します。
書類通過率を上げる!職務経歴書の添削と業界特化の面接対策
医療機器業界には、独特の「刺さるキーワード」があります。あなたのこれまでの経験を、医療機器業界に最適化させることで、内定率は劇的に向上します。
まとめ:医療機器の営業で一生モノのキャリアと高年収を手に入れよう
医療機器営業は、20代・30代という貴重な時期に挑戦する価値のある、非常にリターンの大きい職種です。
「自分にできるかな?」と不安になるのは当然です。しかし、正しい情報と対策があれば、未経験からの成功は決して夢ではありません。
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